2019年中学受験終了 中高一貫生男子の記録

2019年中学受験終了 中高一貫生男子の記録を綴ります。

2019 中学受験 過去問の取り組み方 我が家編

夏休みぐらいから、塾からの課題で受験校ではない

学校の昨年の過去問に取り組み始めました。

教科は主に、国語・理科・社会。

 

こちらの目的は、

・最新の過去問に触れること

・今まで学んだことに対し、どんな形で主題されるのかを知ることが

 できる

・入試においての時間配分

・時間内で答えれないと得点に結びつかないことを知る

・学校ごとに、かなり問題傾向や問題数が違うことを知る

 

などかと思います。

 

塾から指定された学校の過去問を行ったので、特殊な問題の学校では

なく、比較的ノーマルな学校の物から取り組み始めました。

理社も最初は、50点中、14点や20点など歯が立たない状況からの

スタートでした。

 

こちらに取り組むことにより、理社に関しては、よりきちんと

暗記をし漢字で書けるようにしないと得点にならないという

ことを認識しました。

 

また、暗記物をきちんとしていれば記号選択などで答えられる学校と

考え方を書く記述式の学校(思考力型)で、かなり問題が異なることが

わかりました。

 

9月から本格的に志望校の過去問がスタート。

塾からは、「塾の宿題を優先すると過去問が終わらないので、過去問を

行う予定を先に入れてください。」とアドバイスをいただきました。

 

例えば、週末のこの時間は過去問と決め、宿題が終わって

いなくても無視して過去問優先で行うということです。

 

確かに、このアドバイスがなかったら目先の宿題を優先して

しまっていたかもしれません(;'∀')

 

我が家は、9月にまず第三志望と第4志望の過去問を3年分ほど行い

こちらが安全なレベルになっているかを確かめました。

結果は、合格最低点に届いていたり、90%ほどとれていたので、

あと数ヶ月後には、合格ラインに乗っていると考えその後は

第一志望と第二志望の過去問をスタートしました。

 

第一志望は、古いものから。第二志望は、新しいものから行い

ました。

解いた年数は下記になります。

 

第一志望:10年

第二志望:10年

第三志望:6年

第四志望:4年

第五志望:1年+算数のみあと2年分

お試し校

①1年分+算数のみあと1年文

②2年分

 

 記述中心の学校は、直しに相当時間がかかかりました(;^_^A

 

土日の塾が半日の日に、3教科。

平日の午前授業の日に、1教科。

週に1年分。あとは、塾のお休みや模試の午後など、隙あらば

過去問。

 

冬休みに入るまでに、第一志望と第二志望の1回転目を

終えられるように進めていきましたが、かつかつでした。

 

最初は新鮮な過去問も、回数を重ねると親子ともども

飽きてきます(-_-;)

 

しかも自宅で解くのでぼーっとしている姿や、集中して

いない姿が見えてしまうので、こちらもイライラすることも

多々ありました。

 

我が家はリビング学習なので、兄弟がいるとうるさかったりと

色々な壁がありました・・・

 

12月後半に、1月校の過去問を解きました。

かんたん校は、合格点。算数が少し悪かったので

もう1年分だけ解きました。

 

1月の、もう1校のチャレンジ校は2回解きました。

2回とも、最低合格点には届かずでしたが、

この学校は、落ちてスイッチはいれば良いと

おもっていたので、深追いせず直しをして放置しました。

 

その後年始に、久々に第三志望・第四志望の過去問を

確認で解いたところ9月ごろと変わらない点数(-_-;) 

下がっているものもありました・・・

 

この、数カ月はなんだったの~

全然安全校になってない~

 

過去問をいくつもやり、塾でも演習の嵐、ものすごく

行きたい学校ではない・・・などの理由で、モチベーションが

かなり低かったのが要因かと思います(-_-;)

 

家庭教師の先生に相談すると、

「気にしなくてよいです。彼はかなりモチベーションに

左右されるタイプなので。」との事。

親としては、受験プランが立てずらくかなり焦っていました。

 

G君に、

「第三志望、第四志望が万が一×で2日までに〇がないと

3日に第五志望を受けることになるけど、第五志望の過去問は

9月ぐらいにやったきりなので、もう少し

やっておく?」と聞いたところ、

「やらない。第三志望と第四志望の解きなおし

と、新しい問題をやる」との事だったので彼の決めた通りに

しました。

(第五をやっても、モチベーションがあがらない

ので(-_-;))

 

第一志望と第二志望は、1月に2回目、3回目の

解きなおしをしました。特に算数。

 

何度も過去問をやるのは意味がない!という方と

過去問をやりこんだから、合格できた!

と賛否両論ですが、我が家はやる方を選択しました。

 

理由は、通常模試ではなかなか合格確立を上げることが

できないG君。

標準的な基礎やノーマルの問題を解く力をここからレベルアップ

するのは難しいと判断したからです。

 

もちろん、計算や漢字・語句・理社の知識と並行で

したが、過去問をものにしその学校の意向を掴むことの

方が、合格に近づくと思ったからです。

 

20年分やろうと思うと、2回目でもかなり時間を要しましたが、

第一志望と第二志望の時間配分や点数配分、問題の取捨選択の

仕方(捨て問やどこからやるか)などは、身体に染み込んだと

思います。

 

第三、第四志望は合格点が微妙だと分かってから

追加で少しだけやりましたが、あとは算数の解きなおしと

新しい問題を、1日5問~10問などという形で

行いました。

 

本番が近い中、モチベーションがイマイチで新しい過去問を

まるまるやって、結果があまり良くないと、自信をなくして

しまうということと第一志望と第二志望をメンイにエネルギーを

使うと、第三、第四まで力が持たないと思い細切れで行いました。

 

その中で、この学校はこのぐらい取れれば

合格ラインだよなどと、伝えていきました。